良いコピー、悪いコピー【新しい暮らし方】編
こんばんは、社会人になってから、
1度も平日に体調を崩したことがない大谷ライオンです。
大体、金曜日の夜から具合が悪くなり、
日曜の夜くらいで体調が回復します。
気が張ってるんですかね。立派な社畜。
それでは、本題。
良いコピーとはなんぞやいうことで、1つ定義すると
そのコピーが、
新しい価値観を届けているか?
どうかということです。
わかりづらいと思うので、詳しく説明していきます。
良いコピーで一番多いのが、
【新しい暮らし方】
を提案するコピーです。
たとえば、
1976年以降、年末年始に流された買い置き訴求の
「おせちもいいけどカレーもね!」
というハウス食品さんのククレカレーのコピー。
僕が生まれる前のことなので、知らなかったのですが、
当時はお正月は正月料理を食べるのが当たり前で、
それ以外の料理を食べるなんてもってのほかと言うような時代だったようです。
そんな時代に新しい提案をしたのがが、このコピー。
正月料理もいいけど、カレーもいいよということで、
正月はのんびりしたいお母さん達にかなり共感されたんではないでしょうか。
レトルトカレーなので温めるだけですしね。
他には、
「Buy Now, Pay Later=先買い、後払い」
というクレジットカードのコピーで、
今まで、Buy Now,Pay Nowだった買い方を根本的に変えて提案してます。
これは、コピーというよりクレジットカードというシステムを
考えた人がすごいですよね。
「Think small.」
これはフォルクスワーゲンの1960年に制作されたビートルのコピーで、
当時アメリカの「Think big.(ものごとは大きく考えよう
=ちまちました考えは捨てよう)」をもじった表現です。
日本語に翻訳すると、「小さいことの価値を考えてみよう」、
さらには「堅実な考え方をしよう」といった意味にもなります。
当時、大きい車に乗ることががアメリカ人にとってのステータスだったようで、
そんなガソリンを使いまくる大型車は無駄が多いんじゃない?
ビートルは環境のことだって、あなたの生活のことだって、
もっと小さいことも気を使ってるんだぜ
大きければいいってもんじゃないんだよ
って提案するようなコピーです。
素晴らしいコピーですね。
以上が「新しい暮らし方」を提案するコピーでした。
他にもまだまだありますが、
それはまた次回。
大谷ライオンでした。