良いコピー、悪いコピー【新しい知識】編
こんばんは、好きなお酒はカシスオレンジの大谷ライオンです。
初めての会社の飲み会で注文してしまい、
先輩からめちゃめちゃ怒られました。
それ以来、僕はビールとレモンサワーを飲み続けております。
グレープフルーツサワーはギリギリなラインなので、
無難なレモンサワーでやり過ごすことを学びました。
ビール好きな人羨ましい。。。
さて、本題。
良いコピーの定義として
「新しい価値観を届けること」
がありましたが、
その中でも今回は
【新しい知識】編です。
人は知らなかったことがあると、
心が揺れ動くようです。
前に「トリビアの泉」という人気番組がありましたよね。
知らなくても全く困らないムダ知識をただただ披露する番組ですが、
へ~って言いながら毎回見てました。
面白いですよね!?
それでは、コピーの具体例をあげますね。
「うまいことは、わかっていた。」
キリン一番搾りのコピーで、ソフトバンクのお父さんのCMを作った巨匠
佐々木宏さんが書いたコピーだそうです。
そもそもビールって麦芽を2回絞って、1回目と2回めの麦汁を混ぜ合わすのが、
通常の製法らしいのですが、
キリンが1回目の麦汁のみで作り出す
1番絞り製法を編み出して作ったビールだそうです。
醸造家は、1番絞りだけで作った方が美味しいというのを知っていたようで、
制作コストなどの兼ね合いからずっとできなかったのですが、
そこを踏み切って作り出したのです。
つまり醸造家の言葉をコピーにして、
どういうことか上記の内容の説明として
ボディーコピーが記載されているポスターになっていたようです。
これはキャッチコピーではなくて、ボディコピーに新しい知識が
書き込まれているパターンですね。
「長野に20世紀最後の冬が来た…!!」
長野オリンピックのCMでのセリフだそうです。
これはわかりやすいですね。
長野オリンピックは1998年開催されたので、
次の冬季オリンピックが2002年なので、
20世紀最後のオリンピックですからね。
言われてみると確かにって感じですよね。
「100人乗ってもだいじょーぶ!」
そもそも物置に乗らないのでどうでもいいことかもしれませんが、
「この物置頑丈です。」っていうよりも
「100人乗っても壊れないんです。」って具体的なことが書かれていると
興味も持つし信頼もできますし、すごいコピーですよね。
新しい知識編は以上です。
次回もまだまだ続きます。
また、見てください。
大谷ライオンでした。